Semi Final-1 / 準決勝-1

[2] Muhd Asyraf Azan (MAS) bt [3] Kamran Khan (MAS) 11-7 5-11 11-8 9-11 11-4 (82min)

マレーシア勢同士の第2シードAzan選手と昨年の優勝者第3シードKahn選手の、お互いのことを知りあっている実力伯仲の対戦となった準決勝第1試合は、事前に予想された通りファイナルゲームまでもつれこむ熱戦となり、今大会2番目に長い試合でAzan選手が勝利した。

Azan選手は極端に積極的なボレーカットを狙ってくる変則的なプレーをときおり見せることがあるが、それに対してKahn選手はオーソドックスなスカッシュで対抗した。が、Azan選手が順当に勝ちあがることになった。

このレベルになると長いラリーの末での微妙な妨害が多くなり、それに伴い選手とレフリーとのやりとりも多くなるため、日本の試合では行われていない3人レフリーにする必要性がよく分かる。レフリー1人の場合よりも明らかにプレッシャーが少ない中で判定ができるのだ。

The first semi-final of the day was between two Malaysians, Mohamed Asyraf Azan, the second seed, and Kamran Kahn, the third. Azan sometimes shows a unique approach to rallies; contrarily, Kahn keeps it to the basics.

As they know each other’s games quite well, it went to a full-setter as we expected. The match was the second longest of the tournament and went to Azan.

With a lot of interefences and appeals, players often exchanges the conversation with referees. This match was a convincing argument that the three referee-system is a necessity in these high level matches.

 

Doubles practice / ダブルスの練習

日本のナショナル選手が集まるプロスカッシュ関西ならではの練習風景です。

東アジア競技大会などで採用されているダブルスを楽しみながら練習しています。(ただしシングルスコートですが)

プロにチャレンジ!

プロ選手とラケットを交えるイベントを行いました。

Fred Reid選手 (CAN)、James Earles選手 (ENG)、Bart Ravelli選手 (NED)、小林選手、Carlos Cornes Ribadas選手 (ESP)が参加、楽しいひとときとなりました。

選手とのじゃんけん大会

準々決勝で勝利した選手と、観客の皆さんがじゃんけんをして、勝った方にHarrowのTシャツをプレゼントするイベントが行われました。

準決勝より3人レフリーシステムで行います

海外の大きな大会では一般的になって来た「3人レフリーシステム」(プロスカッシュでは邦訳ルールブックの表記に基づきこの呼称を使用します。)を準決勝より行います。プロスカッシュの足立代表は日本で数少ない、世界で活躍する国際経験の有る審判で、実際に3人レフリーシステムでジャッジを行っています。

足立代表との一問一答

Q:ジャッジはどのようにやるのですか?

選手からのアピールが有った時に、中央に座るセントラルレフリー、それに左右のレフリーの3人の多数決で裁定をします。左右のレフリー(ライトレフリー、レフトレフリー)が判定カードをセントラルレフリーに見せて行います。セントラルレフリーが左右のレフリーの判定が見やすい様に下図の様に座ります。

ストロークを出すレフトレフリー

 

判定カードはセントラルレフリーに見やすい様に持ち、黄色がレット、赤がノーレット、青がストローク、緑がグッドを表します。裏はグレー一色で、選手の側からは判定が見えません。

Q:マーカーの役割(コールとスコアシートの記載)は誰がやるのですか?

セントラルレフリーの役割です。ライトレフリーもスコアシートの記入を行いますが、コールはセントラルレフリーのみが行います。時間測定やその他すべての通常のレフリーの役割はセントラルレフリーの仕事です。

 

大会終了後にレポートをお届けする予定ですが、お越しになれる方は、是非、会場で実際のジャッジをご覧下さい。

ご来場をお待ち申し上げます。

Quarter final-4 / 準々決勝-4

[2] Muhd Asyraf Azan (MAS) bt Carlos Cornes Ribadas (ESP) 11-9 11-6 14-12 (45min)

プロスカッシュ始まって以来、最高にコミカルな試合でした。Azan選手の動物的とも言える俊敏性に、Ribadas選手がまたラテン系の明るいキャラクターで、面食らいながらも達者なスカッシュで食いついてゆく様は大変見応えがありました。

It was the most comical match ever in Prosquash.  Ribadas’s animated reactions to Azan’s quick animalistic moves gave audiences a lot of laugh. They both exchanged the skillful rallies and it was one of the most enjoyable matches to watch.

 

Quarter final-3 / 準々決勝-3

[1] Jan Koukal (CZE) bt [WC] Shinnosuke Tsukue (JPN) 9-11 11-7 11-5 8-11 11-6 (65min)

机選手はKoukal選手が甘い球を出すと高確率で決められてしまう事を序盤からはっきりさせられたため、高い精度を求められるスカッシュを粘り強く続けていた。

机選手が第1ゲームを取るも、第2ゲーム・第3ゲームとも終盤に巻き返すことができなかった。
第4ゲームは5-7から逆転に成功し、ファイナルゲームにもつれこむ健闘をみせたが、残念ながら準々決勝敗退となった。しかしながらPSAランキングが100以上も違う相手とのこの試合は称賛に値する。

Seeing almost every loose balls  being punished by Koukal, Tsukue patiently maintained his accuracy in the ralles.  Koukal’s killer drop shots seemed to be impossible to retrieve. However, Tsukue‘s unbelievable effort to pickup every shot earned him the 1st game.

Tsukue contitued to lead the 2nd game, but when he gave up two strokes in a row, the game flow switched in Koukal’s favor. Koukal took control of the 2nd and 3rd games.

Koukal kept his lead in the 4th, but Tsukue chased from 5-7 and eventually turned the game around and the match went into the decider.

In the final game Koukal picked up his pace and in spite of Tsukue’s tremendous challenge, the first seed made it through to the semi final.

The crowd applauded for the two courageous players, especially for Tsukue who performed stunningly against an opponent who was ranked 100 places higher than him.

 

Quarter final-2 / 準々決勝-2

[3] Kamran Khan (MAS) bt Declan James (ENG) 11-6 6-11 11-8 11-8 (64min)

第3シードのKahn選手とイングランドのJames選手との対戦は、アピールの応酬となった。お互いに恵まれた長い体躯のために接触が起こる場面が多発したのだ。明暗をわけたのはKahn選手のドロップショットの精度だった。

The match between Kamran Khan, the third seed, and Declan James was full of interference and appeals.   Being so tall, there were a lot of collisions between players.  However, the difference in the rallies came down to Kahn’s accurate drop shots.

 

Quarter final-1 / 準々決勝-1

4] Leo Au (HKG) bt Nathan Lake (ENG) 11-8 9-11 11-5 11-3 (45min)

Lake選手と第4シードの小柄なAu選手との身長差は頭一つほどある。

第1ゲーム、Au選手は左前のボレードロップと右後ろへのクロスコートを決め球として有利に進め、ゲームを取った。

第2ゲームは、序盤リードしたAu選手が中盤ショットミスを連発したところをLake選手が逆転に成功した。

第3ゲーム・第4ゲームはAu選手がLake選手を圧倒して勝利を手に入れた。

In the first, Au used volley drops to the front left and cross-courts to the back right efficiently to take control of the game.

In the second, Au started to made some unforced errors in the mid-stage and Lake took the lead and won.

In the third and forth, Au gave nothing to Lake and won the match.